2011年07月20日

20110720_HP設計事例更新_青山台の家

我々の事務所HPの設計事例紹介にて2010年竣工の青山台の家を追加いたしました。
http://www.d-dt.co.jp/case/index.html

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敷地はおおよそ40年前大阪万博とともに開発されニュータウンの中にあります。

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家族が互いに離れることなく生活している実感を得るため、家の中の動線が濃く交わるよう諸室の配置計画を行いました。玄関からの出入り、地階駐車場へ階段、2階に上がる階段、リビング、ダイニングキッチンへの動線が交わる、この家の「重心」。2階に上がる階段とともにこの重心の上に吹き抜けが取られ、光膜のトップライトによるやわらかな光を落とし、空間的にも特別な空間であることを暗示させています。

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住宅地での住まいは、見る側も見られる側にもプライバシーに配慮できるクッションが必要と思います。この家では道路側から擁壁、目隠し壁、バルコニー、庇が幾重にも重なって奥行きを作り出しています。完全に開き切るのでもなく閉じ切るのでもない、「重なり」がこの地域に適したファサードをつくりだしています。
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2011年06月14日

20110612_陶芸家福岡彩子さんのリムプレート

陶芸家、福岡彩子さんの個展を見に京都のギャラリーへ。
ルーシー・リーに薫陶を受けて陶芸を始められた方でシャープで美しい器を造られる方です。

個展の会場で直径11cmほどの小さなリムプレート(縁のあるお皿ということだそうです。)
を購入いたしました。色は福岡さんのよく使われるクリーム色、ブラウン、ブルーグレーの3枚。
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写真ではブラウンの茶色味が弱く、ブルーグレーの青味が強すぎて色がうまく再現できていません。
どちらも写真よりも深みのある良いかんじの色合いです。

僕は陶器のことを語る素養はありませんが、ルーシー・リーの展覧会で感じた陶器と建築の共通点を福岡さんのうつわでも同じように感じました。

・器によって包まれる内部空間と、外部に対するファサード(外皮)があり、どちらも表現対象である。
・小さなうつわにもその印象を支えるディテールがある。
・テクスチャーとかたちが関連しあい切り離して考えれない。
どうしても建築的な表現になってしまいます。

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チタンの釉薬が使われているそうで、それがつくりだす模様が器に深みのある印象をもたらしています。
とても直径11cm、高さ1.7cmという小さなお皿と思えない豊かな表情を持っています。

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これからもご活躍に目が離せない陶芸家です。



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2011年06月01日

20110601_ASJ UMEDA CELL グランドオープン記念イベント「50人の建築家展」(5/28-6/7)

アーキテクツスタジオジャパン社が大阪・梅田阪急オフィスタワー24FにASJ UMEDA CELL を開設されオープニング記念イベントとして「50人の建築家展」が開かれています。私どもも出展しておりますが、急遽、今週末の6/4(土),6/5(日)は会場に居りご説明等を行うこととなりました。50組の建築家の作品等を一堂に見ることができる機会ですので是非お立ち寄りください。
http://www.asj-net.com/popup/cell.html
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2011年05月07日

20110506_大阪ステーションシティ

東京からの帰り道、5月4日にオープンしたばかりの大阪ステーションシティへ。久しぶりに大阪ですごい人の出を見ました。大阪駅の南側の大丸の増床と、北側の伊勢丹三越と、専門店街のルクア、高層のオフィス。そして南北をつなぐ大屋根と線路を跨ぐ時空の広場からなります。
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商業施設は大丸にしても三越などにしても上に積み重ねるタワー型なので面白味に欠け、また一旦建物内に入るとその中で完結しがち。ただ時空の広場や南北の自由通路なんかでサウスゲートビルとノースゲートビルがつながれているので、新たな回遊性ができるのではと期待しています。時空の広場は今まで大阪・キタにはなかった広場空間で、うまく使われると面白い場所になると思います。いっそのこと今工事中の阪急百貨店のU期やそのうち建て替えるかもしれない阪神百貨店や中央郵便局の跡地。そして既存のヨドバシカメラや進みつつある北ヤードの再開発プロジェクトなどなどを低層部分だけで良いからペデストリアンデッキでつないでくれると、都市の新たな回遊性が出来て良いのにと思います。昔昔、安藤忠雄氏が大阪駅前のビル群を屋上庭園でつないでいくという夢物語を勝手に描いて大阪市に提案したけれど相手にされなかったとよく講演会などで語られていました。今こそ事業者は違えど大胆に協力し合うことで大阪の都市空間の魅力が倍増していくのになと思います。
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ノースゲートビルの屋上庭園。
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20110506_DDH_代田の家外部足場解体間近

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かなり前の記事から間が空いてしまいましたが、世田谷の代田の家、外部仕上げが完了したので外回りの確認を行いました。大きな手直しなどはなかったので予定通り週明けには足場解体となり、外観の全貌が見えるようになります。
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内装の進み具合も順調だったのですが、ここに来て懸念されていた震災の影響が。メーカーに発注済みのキッチンが取り付け当日になって予定がキャンセルされました。建設会社が粘り強く交渉してようやく次の予定を出してもらえましたが、予想以上に住宅設備・建材関係の混乱は続いています。そのメーカーも工場は埼玉県にあり、直接被災したわけではないのですが、やはり仮設の需要などの注文を受けておりそのため工場がパンクしてしまったとのこと。製作済みのものを配送する物流なんかも混乱してどこに何が置いてあるのかがわからない状態になってしまっていたとのことです。ユニットバスのメーカーなども新規受注をストップしているところもあるそうです。大きな視点で見たとき、被災地の需要を優先すべきだとわかってはいるのですが、竣工が遅れて目の前のクライアントが困るのも避けたいものです。なんとかメーカーにはがんばってもらって納品を間に合わせてもらいたいところです。
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2011年03月01日

20100226_DDH_代田の家現場打合せ_住宅の断熱について

現場打合せで早朝、大阪から代田の家の現場へ移動。
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主なテーマとしては施主とコンセント等の位置の最終確認。
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この現場では外壁面の断熱材にパック詰めのグラスウールではなくより性能の高い木造用の高倍率発砲ウレタン吹き付けを選びました。そのため断熱工事後のコンセント等の位置変更が難しくなるため早めに確認を行いました。今回は取得していませんが、長期優良住宅や住宅金融支援機構のフラット35Sの採用のための適合証明を取得するには、断熱の高性能化等が必要となります。先月、国土交通省が2020年までに新築住宅の20%を長期優良住宅とするという数値目標を定めたというニュースがありました。国の推奨する基準を無条件で採用しなければいけないとは思いませんが、こういった流れに知らん顔を決め込むわけにはいけません。制度が変わるとそれ対応していくため、良いと思われるものをいろいろと試してみないといけないですね。
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2011年02月17日

20110212_ルーシー・リー展(東洋陶磁美術館)

中之島の東洋陶磁美術館の横を通るたびに、行きたいなと思っていましたが、会期終了滑り込みで見に行くことができました

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入場するのに20分ほど行列に並び、入場してからもショーケースの前にはたくさんの人が。絵や彫刻だと少し離れて全体を見たり近づいて細部を見たりするのですが、陶磁器の場合はやはり手に持つくらいの近さから見たいと思いました。したがってショーケースの前をゆっくりと移動していく列にしたがってじっくり見ることにしました。

なんてきれいな縁(エッジ)をつくるひとなんだろう

と思いました。白や黒などのモノトーンのもの、青、ピンク、黄色などの発色のきれいなもの、溶岩釉という非常に存在感のあるテクスチャー。時代によって様々なテクスチャーを使っていますが、そのシャープなエッジで包むことで、どれもすべてルーシー・リーの作品と一目でわかるものになっています。建築もエッジの表現で重たくなったり、軽やかになったりします。非常にエッジの線が大切なんだなと改めて感じました。

ウィーンのアーツアンドクラフトやバウハウスなどの影響も受けているとのこと。その作家の人生は建築の近代建築の時代にも重なります。陶磁器は建築と同じように内外の表現ができるものなんだなと思いました。真横から見ると外側を。真上から見ると内側を。斜め上から見ると外と内の表現を同時に見ることができます。陶磁器は彫刻よりも建築に近いものなのかもしれません。そういえば、僕も建築を説明するときに
「人の生活を容れるうつわ」と表現することがあります。この展覧会のおかげでもっと陶芸のことを知りたいと思いました。


今回の展覧会は東京の国立美術館からの全国巡回展の一環のようです。あと三重と山口での開催が残っています。機会のある方は是非。
http://www.lucie-rie.jp/




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2011年02月11日

20110205_KAJ_小網代の家2年点検

神奈川三浦の小網代の家が竣工後2年を迎えるため、施工のキクシマの現場担当者とともに点検にうかがいました。

内部、外部と施主から気になるところを伺い、その対処方法を相談いたしました。
海からの潮風の吹きあげが強い場所なので、外部の手すりなどは溶接で継いだ部分の防錆処理が弱いため少々錆が浮いていましたが、外部に使っているガルバリウム鋼板のスパンドレルは問題は無いようで安心しました。

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内部を見て回って、一休みに奥様お手製の美味しいタルトをいただきながら、ご主人から楽しみながら庭づくりをされていることなどをうかがいました。2年の間、実にこの家を気に入っていただきここでの暮らしを楽しんでいただけていることを嬉しく思いました。またキクシマの現場担当者がちゃんと対応してくれているようで、施主と非常に良い関係を続けていただいていることに安心いたしました。
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20110204_代田の家上棟

前回、地鎮祭について書きました世田谷の代田の家、工程は順調に進み、約2ヶ月で上棟となりました。
朝、新幹線で移動したため現場に着いたのは10時前。すでに1階の柱が立ち始めていました。

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プレカット工場で加工が済んでいるため、作業は早く、みるみるうちに形が出来上がっていきます。

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はね出している部分などはせいの大きな梁が使われており、据え付けも大変そうでした。

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昼にはほぼ2階の床まで組みあがりました。

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お昼をはさんで夕方まで作業が続き、屋根の登り梁が組みあがったところで本日の作業は終了しました。
施主様を交えて乾杯がなされ、上棟完了となりました。

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ほぼ日中、起ち上がっていく姿を見ていました。机上で図面を書き、模型やCGなどで検討をしており、その姿は頭に入っているのですが、やはり実物が形になりつつある姿はわくわくし、またこれからそれを完成させていく上で決定していかなければいけない責任に緊張感も覚えます。
日を改めて屋根野地板の取り付け、金物の取り付けなどに進んでいきます。

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2010年12月13日

20101209_代田の家地鎮祭

東京の世田谷の代田で計画中だった住宅の地鎮祭が執り行われました。
木造2階建て、2世帯の住宅です。施主ご一家は親子三代でご出席いただきました。

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施工は株式会社小河原建設です。
今回の建設会社は初めてお願いしたところなのですが、社長も現場担当の
方も熱心ですし、感心したのは、地鎮祭に今後係わられる主な
工事業者9社も地鎮祭に呼び、施主の前で「良い建物にする誓い」
をたてる祈誓式をされたことです。
最初に施主と各工事業者が顔を合わせるということは、作る側もこの人の
ために良いものをつくろうという気になるでしょうし、互いにチームワーク
も生まれます。施主の側もこれだけの人々(実際にはそれの何倍もの)
人々が自分の住むことになる住宅に係わっていることを知っていただく
良い機会だと思います。
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これから約半年間にわたって施主、工事監理の我々、小河原建設をはじめ
とする施工会社の方々でひとつのチームをつくり必ず良い建物にしようと
思いを新たにしました。


posted by kiwt at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | DDH_代田の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする