遠景で公会堂が見えます。
デザインの系統としては六本木の21_21 DESIGN SIGHTの流れか。
内装はプレキャストコンクリート材?開口部越しに公会堂が見えます。
別の出入口。まだ仮囲いが設置されています。
壁〜天井へ連続する内装材としてにガラスブロック。光沢と質感が面白いですね。
コンコースは安藤事務所の手によるものではないようで、中之島線の各駅に共通の不燃処理をした木材とガラスによるデザインです。地下駅にしてはめずらしい天井の高い空間です。
この通路は安藤事務所が監修しているのかな?
公会堂は安藤氏の提案後、その活用方法が議論され、最終的には安藤氏の提案は採用されず、数年前に免震工事と当時の意匠に沿った形での改修が行われました。そして中之島線の開通とともに現在地上部の公園整備が行われています。(これも安藤氏の提案とは別案。これまではバラ園などがあり、付近を通る際目を楽しませてくれていたのですが、整備後どのようになるか楽しみにしています。)
個人の建築家は都市に対しては無力で20世紀後半から建築家は都市から撤退したと言われていました。いずれも安藤氏の提案は採用されていませんが、中之島地区へ人々の注目を喚起し議論の対象としていく上で何らかの役割をはたしたのではないかと推測します。
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